神様のイタズラか?友人の恋の行方

これは友人の高校時代のエピソードです。
彼女は、バスケ部のマネージャーをしていました。
お目当ては1つ上のA先輩。
さわやかでかっこよく優しい先輩は、女子からは大人気でした。

 

そんな彼女がバレンタインに告白を決意。
手作りのチョコレートマフィンと手紙を添えて渡すことにしました。
しかし、いざとなるとどうしても手渡しをする勇気がありません。
そこで、部室の先輩のロッカーにそのプレゼントをしのばせることにしました

 

あわててロッカーにプレゼントを入れた後は
「今日は用事があるので!」と即効で帰宅。
翌日、先輩は気づいてくれたかな・・・とドキドキしながら朝練に行くと
校門に人影が見えました。
それはA先輩の親友のB先輩でした。
B先輩は彼女の顔を見るなり、真っ赤な顔で
「ケーキありがとう!!俺も○ちゃんのこといいなと思ってたから嬉しかったんだ!」
というではありませんか。
突然の告白に訳が分からず、ビックリして頭が混乱する彼女。
どうやら彼女は二人のロッカーの位置を間違えて、プレゼントを渡してしまったようなのです。

 

B先輩は、体のいかついどちらかというとゴリラ顔の男の子。
A先輩のようなさわやかイケメンとは程遠いです。
気が付けば部室では、B先輩と彼女のカップル誕生のニュースでにぎわっていました。

 

今更「あの〜それはまちがいなんです・・・」とはとうてい言い出せる雰囲気でもなく
アワアワする彼女。
A先輩にまで「俺、Bがずっと○ちゃんのこと好きなの知ってたからすっげー嬉しい!」
とまで言われ、半ばやけくそになった彼女はB先輩と付き合うことに。

 

しかし、B先輩と付き合ううちに彼が非常に面白くて頭がいい男の子とわかり
見直したんだそう。
もともとA先輩に対する気持ちは、アイドルに群がるファンみたいな心理だったから
あまり引きずることもなかったようです。
今でも二人はラブラブなんですが、この秘密はずっと秘密だそう。
墓場まで持っていくらしいです。
運命の神様って粋なイタズラに拍手です。
告白6